インビザライン(アライナー型カスタムメイド矯正装置)におけるIPRについて
インビザライン(アライナー型カスタムメイド矯正装置)で乱ぐい歯などを矯正するにあたって、ディスクレパンシー(歯が並ぶ顎堤と歯の大きさの不調和)を改善するために、歯列を拡大する、歯を傾斜移動する、または歯を遠心移動することでディスクレパンシーの改善を達成することが困難な場合に IPR(Interproxiimal enamel Reduction)を行います。
IPRとは、ストリッピングやディスキングと呼ばれ、歯の隣接部を削合し、スペースを確保することです。
またIPRの目的には、ディスクレパンシーの改善のほかにも、スペースの確保、正中線の改善などがあります。
IPRをする歯が補綴歯である場合、前歯部で反対側の歯との審美的バランスを考慮さえすれば ある程度の量を削合しても大丈夫ですが、天然歯であれば、エナメル質の50%以内であれば切削が許容されると考えらます。具体的には 上顎切歯で0.3mm、下顎切歯では0.2mm、小臼歯と大臼歯では0.6mmとされています。

■この記事の監修者
尾村 育史
経歴
- 昭和62年 大阪歯科大学卒業
- 昭和62年 奈良市の歯科医院に勤務
- 平成11年 尾村歯科医院 設立
所属学会・研究会
- 保田矯正塾
- 日本床矯正研究会
- Vキッズ会
- 神戸臨床小児歯科研究会
- 国際歯周内科学研究会
- 日本臨床歯周病学会
- 日本ヘルスケア歯科学会


























